【本の紹介】ママは身長100cm

【本の要約・紹介】ママは身長100cm

ママは身長100cm ハフポストブックス
価格：1,540円（税込、送料無料) (2023/10/23時点)

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著者について

著者の伊是名夏子さんは、沖縄県出身で、

生まれつき骨が弱い障害がある『骨形成不全症』

という障害で小さい頃から骨折ばかりだったらしく、

現在も身長が１００cm、体重20kgほどで車椅子生活されている著者が

命懸けでの出産、波瀾万丈な中でも大好きな子供達の為に子育て行っていく人生を綴った一冊であります。

この本を読んで感じた事

僕がこの本を読んでまず初めに感じた事は、

著者の【エネルギーの強さ】に驚かされました。

ただでさえ母子の生命に危険が及ぶ出産ですが、

身体の小さい著者は胎児が大きくなるにつれ、

肺や心臓が圧迫されて母子ともにかなりリスクが高い出産であり、

低出体重児になることは確実で、様々な産婦人科からお断りされたそうです。

ただ、そんな中著者の伊是名さんは諦めるどころか、

『次の産婦人科では、どんな対応をされるかな〜笑』

と、ワクワクしていたとのことで、

伊是名さんの子供を産みたいと言うエネルギーと、諦めない逆境力には

僕自身も学ばなければいけないなあ、と背筋を正されました。

結婚する際も家族や親戚から大反対、それを押し切り無事出産するも

家族を養う為に夫は昼夜問わず働き詰め、育児はワンオペのため車椅子生活の著者は総勢10名のヘルパーや、友人、学生ボランティアや地域の人たちに支えられ子育てに励んでいるとの事でした。

この本から学んだ事

そんな著者の生きる生姿を知り、

僕自身も自身の障害(双極性障害)をしっかりと受け入れ、

1人でできないことは周りに助けを求めるよう努めるようにしようも思いました。

また、やりたい事には絶対に諦めない執念とエネルギー、生きる力を強く感じ

僕自身もしっかりと生きていかなければいかないな

と背中を叩かれる思いであります。

そして、この著書の中で僕が最も影響を受けた言葉で、

『自立とは依存先を増やしていく事』

とあり、

僕自身の今までの生き方とは全く、180度違った考え方であり最初は驚かされました。

ただ、本書を読み、著者の伊是名さんの生き方を知っていくうちに、

どんな人も必ず1人では生きていけないのだとすると、

自立するためには、ちゃんと助けを求められる相手を増やしていく必要があるのだと、

改めて自分の生き方を考え直させられた一冊でした。

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