どうも、
寝起きで土砂降りの雨の中、買い物に行ったら一瞬で水浸しになり、目が覚めた『Ryu』です。
いや〜
いい朝シャンになりました笑
、
さて、
以前、コーヒーの精製法を2つ紹介させてもらったのですが、
コーヒーの精製法は細かく分けると他にもたくさんあり、
今日は、
僕が今一番気になっている精製法を紹介します。
近年
スペシャリティコーヒーが広まり、酸味のあるコーヒーや、甘いコクのあるコーヒーが増え、
コーヒー豆本来の特徴を活かしたコーヒーが色んなところで飲めるようになり、
コーヒー=苦い
ではなくなっていくのではないかと思っています。
先日訪れた『橘珈琲店』さんのお店でも芳醇な果実のような香りと、ジューシーな酸味のあるコーヒーを頂き
より一層それを感じる事ができました。

このような、ワインのような味わいのあるコーヒーを作る製法を、『ワイニープロセス(精製)』と呼びます。
ワイニープロセスとは
ワイニーとは、もともとコーヒー業界の間では、
カッピング(コーヒーをカップにいれて試飲する方法)時に使われている風味の表現で、
豆、実本来の香りがワインの様になっているものに向けられる事が多くありました。
しかし
近年では、
そのような、酸味や果実感のあるコーヒーの評価が高くなっており、
ナチュラル製法で、コーヒーにワインの様な風味をもたせるように精製していくことを、ワイニー製法と呼ぶようになってきました。
飲み始めは、フルーツっぽいワインの風味とほのかに甘さを感じ、
砂糖を入れた甘さというより、食べ物本来の甘さ、優しい風味の甘さを感じ、
後味には熟した果実の様な酸味で、その酸味も強すぎず
飲みやすいフルーティな白ワインのように頂けます。
アルコールはないのに、飲んでいると酔っ払ってしまうような感覚にもなります。

自然乾燥のナチュラル製法は干している途中で雨にぬれると、
実が腐敗し、腐敗臭が豆に移ってしまうので、
ナチュラル製法は雨季と乾季がはっきり分かれているブラジルやエチオピアぐらいにしか採用されない精製法でした。
しかし、
果肉をつけたまま乾燥させる事で、独特のフルーティなコーヒー豆にする事ができ、
それが評価されてきているため、近年では、ナチュラルを採用する国が増えてきています。
その中で、
中米で行われるナチュラル製法は、
ブラジルより湿度の高い気候のなかで乾燥させるため、
水分量の多い完熟状態で収穫して、ゆっくりと乾燥させていきます。
腐敗のリスクは高くなりますが、
その分完熟したフルーツの様な味わいの豆に仕上がります。
これを、中米ではナチュラル製法と呼ばず、
ワイニープロセスと呼んでいます。
同じ豆でもブラジルのナチュラルと中米のワイニーでは、
作り方が同じでも、気候や乾燥時間の違いで、味が変わってきます。
ますます、
奥が深いですよね^ ^
是非皆さんも色んな国にコーヒーを楽しんでみてください(^ν^)
それでは今日もよい一日を、
Have a nice day(^^)v

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